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11月, 2006の投稿を表示しています

ドパルデューの

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 十年くらい前だろうか、映画「グリーンカード」を思いだした。グリーンカードを得るために紙切れだけの結婚をする二人。 女性はカフェインレスのコーヒーを好む。男性( ジェラール・ドパルデュー )は 「本物のコーヒーを淹れてやる!」 と言っていつも持ち歩いているのかバッグからおもむろに直火式のエスプレッソメーカーを取り出してコーヒーを入れる。そのとき私は思った。ははー、イタリア人だけではなくフランス人もエスプレッソを飲むんだ。直火式のそれもイタリア製のポットを使うのかと。この頃からもう世界はエスプレッソに染まっていたのか。

まずいコーヒーの作り方

今日は水曜日でチェンバロお休みです。そこで自宅で簡単に出来るまずいコーヒーの作り方をお教えしましょう。用意するのは 1. やっぱり、鍋。 2. 古くて見た目が汚い豆、或いは古い粉。 3. 市販のリキッドコーヒー 1.は普通の手鍋でけっこうです。焦げ付くと厄介なので捨ててもいいような安いアルミ鍋などがよいでしょう。 2.は なるべく売れてなさそうな駄菓子やさんなどの聞いたこともないようなものがよろしいかと思います。日付が適度に古いもの。あまり古いと刺激もなにもなくなっていますので注意が必要です。 3.は防腐剤や安定剤が入っているものがお勧めです。熱で微妙に変化してちょっとスパイシー。 作り方は 1.に湯をわかし、 2.の豆を入れてぐつぐつ煮るだけです。強火で煮立てればよいでしょう。絶えられないような香りが立ってきたら、最後に 3.をいれて一煮立ちすれば出来上がり。 さぁ、召し上がれ。

高い、まずい?

ホテルのコーヒー。 ちょっとネット検索してみると、「値段が高い」という意見が圧倒的。つぎに「マズイ」。私の周りの人も 圧倒的にまずいと言う。 古くて不味くて高額と三拍子揃っている。

初めにコーヒーを飲んだ人類は?

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 最初はコーヒーの実を食べていたと思う。タネは西瓜のようにプッ!っと出す。その捨てたタネにしかありつけない弱者もいる。思い切って食べてみると妙な心持ちなった。そのうちタネの方が人気が出て、火にかけたらサクサクとスナック感覚食べやすくなった。唾液が足りなくなるので水を飲む。飲みながら食べる。お口の中に茶色の液体が出来る。  それがコーヒーの始まりではないかと勝手に想像してみる。

キティーちゃんの

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11/15 AM 09:25 -++  キティーちゃんの  ≫ コーヒーグッズにもあるとは思いましたが、東芝からコーヒーメーカー出ているとは想像できませんでした。 やっぱりそれなりに売れるんでしょうね。

コーヒー占い

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 トルココーヒーは専用手鍋にコーヒー粉をいれ煮出して作るコーヒーです。飲み干したコーヒーカップの 底に沈殿した粉が残ります。ソーサーの上にカップを逆さにしておくと残ったコーヒーが垂れて模様が出来ます。 この模様で占いをするわけです。 1 人に見える → 人恋しい。たよりになる人が欲しい。弱気になっている。 2 鳥に見える → 仕事が忙しく暇がない。遊びに行きたい。毎日が平凡でやる気なし。気分転換が必要。 3 花などの植物に見える → 仕事に追われ我を忘れていませんか? 4 単なる図形にしか見えない → 情緒不安定。仕事とプライベートが近接、公私の切り離しを。 普通のコーヒーでも出来ますので、お試しください。因みに私は直物に見えました。

かがやく山

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 スワヒリ語で「輝く山」という意味のキリマンジャロ。タンザニア産のコーヒーはキリマンジャロと呼ばれる。 一般に日当たりがよく夜は冷えると果実は美味しくなるようで、キリマンジャロも親戚のりんごも味に深みがあり とても美味しい。んなどという話をしたいわけではなかった。きのうチェンバロでは妙にキリマンジャロを飲む人が 多かった。視覚的に隣のテーブルのオーダーをみて自分も頼んでみるとか、連鎖反応的に同じオーダーが続くことは よくあるものです。しかしコーヒーは見た目で何を飲んでいるかはMR.マリックでも判断不可能。なのに キリマンジャロがよく出た。 あ、今凄い音が我が家の屋根を鳴らしている。窓の外を見るとあられが庭で飛び跳ねているではないか。 今日のチェンバロは、・・・暇だな。

チェッカーさん

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 深入りコーヒーがお気に入りのチェッカーさん。 しかめっ面で無愛想なお客さんには尚更笑顔で親切にするそうです。やがてそのお客様が笑顔を返してくれた日は、 無情の喜びを得るそうです。私は流石と感心するばかりです。 私にもお客様の嬉しい一言沢山あります。今日はそのうちの一つをご紹介したくなりました。  その方は町の皆から敬遠されていました。誰とも殆ど口を利かないのです。正気さえ疑われていました。でも チェンバロにはよくいらっしゃるのです。苦虫顔で「コー・ヒー」とゆっくり一言だけ。ちょっとお口が不自由な ご様子にもとれる。あとは新聞を読むか本を読み、飲み終えるとレジの横にジャラッ!と捨てるように お金を置いて出て行く。日々その繰り返し。それからしばらく見かけなくなって一ヶ月ぐらいぶりにお見えになった時。 その日も以前のようにコーヒーを飲み終えレジに立つ。しかしいつもと違うのは苦虫顔でなく笑顔なのです。 そして「ここの、コー、ヒー、が 一番、旨い!」と強く言い残してお帰りになりました。 ・・・・・・、嬉しかったですねぇ。人の優しさは周りを変え周りのの優しさが人を変えることもあるのではないでしょうか 。